Connie Francis「I'm Gonna Be Warm This Winter」 Single『I'm Gonna Be Warm This Winter』MGM K-13116(1962)
Connie Francisって若い時から結構ゴツい顔(失礼!)しててキュート系のShelley FabaresやConnie Stevensなどの人気と比べると、容姿も判断基準の一部も占める(?)ガール物のコアな世界ではイマイチ人気がない気がするのですが、とにかくイイ曲たくさんあります(個人的な一押し曲はBarry-Greenwichコンビが書いた「Don't Ever Leave Me」という曲!)。
この「I'm Gonna Be Warm This Winter」は、Johnny Tillotsonの「Poetry In Motion」みたいなゆったりとしたイントロから一転して弾けるようなリズム、Spectorっぽい鈴の音やハンド・クラッピング、Buddy Hollyのしゃっくり唱法を思わせるサビの "Wa-a-r-m" の歌い方など、まさにグッド・オールディーズの見本のようなハッピー・サウンドで、昔から数あるウィンター・ソングの決定版と言えそうです。作曲者のMark Barkanは Popcycleというガール・グループの「I Don't Want Be Your Baby Anymore」や、Lesley Goreの「She's a Fool」などのヒット曲で知られる人物。作詞家のHank HunterもConnie Francisの他のヒット曲や、Neil Sedakaの「One Way Ticket To The Blues」等で有名なアルドンのスタッフ・ライター。ちなみにこの曲、日本でも「ヴァケーション」に続き「想い出の冬休み」という漣健児氏の訳詞でヒットしました。なんでもアメリカとの時差で発売が春先にずれこみ、しかたなく"想い出" にしたんだとか(Connie Francisの日本語ヴァージョンも有り)。