『がんばれ!ベアーズ』
「The Bad News Bears」(1976年 アメリカ)
 小学生の頃、夕刻時にアメリカ製のテレビ・ドラマが再放送されていて、学校から帰った後おやつを食べながら観るのが至福の時間でした。その頃『ザ・モンキーズ・ショー』『奥様は魔女』などと一緒に放映されていたのが『がんばれ!ベアーズ』でした。1976年に公開された映画がオリジナルで、その後続編が2本作られた後、79年に映画とはキャストが一新されTVシリーズ化されました。確かオリジナルの映画は高校の時にテレビ放映で観たと記憶しているので、初めて観た自分の中の"オリジナル・ベアーズ"は上記のテレビ・シリーズだったわけです。なのに最近までテレビ・シリーズのピッチャー役も映画版のテイタム・オニールとばかり思い込んでいました。それくらい映画版のテイタム・オニールの存在感が大きかったということなんでしょう。
 スピッツのアルバム『スーベニア』の中に何故か「テイタム・オニール」という曲が入っていて、あの眩しそうな顔を久しぶりに観たくなって映画版『がんばれ!ベアーズ』を観直してしまいました。やっぱ面白い!黒人、メキシコ人、いじめられっ子、デブ(お約束)などの寄せ集めに、不良と監督の娘が加わって結成された少年野球チームを、昔マイナー・リーグのピッチャーだったプール清掃人が監督となって建て直していく…。よくあるストーリーを魅力的にしているのは、アル中監督役の名優ウォルター・マッソーと、生意気で可愛い子役達(僕が全シリーズ通して好きなキャラはチビで生意気なタナー)、そして男勝りの活躍をする天才ピッチャー役のテイタム・オニールの存在。更に音楽も素晴らしく、ビゼー作曲の「カルメン」が全編を盛り上げています(主題曲だったカルメン組曲の「闘牛士」は当時シングル盤を買ったほど好きな曲でした)。