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『素晴らしき哉、人生!』 「It's A Wonderful Life」(1946年 アメリカ) |
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告白するとこの映画、自分の心のベストテンNo.1なのです(ちなみにNo.2は『アパートの鍵貸します』)。監督のフランク・キャプラは『或る夜の出来事』(34年)で有名なハリウッド黄金期の大巨匠。 やりたいことが何も出来ず、引き継いだ親の事業でも失敗しかけ、絶望の末に自殺を考えている主人公の所に天使が現れ、生きる望みを与えていく…。当時流行った"天使モノ"の中でも出色の出来で、特にクリスマスの夜に主人公が自殺しようとする所から始まるオープニング(コーエン兄弟の『未来は今』でパクられてました)から、なぜそんな事態に陥ったか、それまでの人生を一気に観せてしまう手際は見事。更に天使が降りてくるのが最後の最後で、それからの怒濤の展開には感動の嵐です!これでもかのベタな展開に「ちょっと引く」という友達からの感想もたくさん貰ったのですが、僕みたいなベタな人間は(どうせ『タイタニック』も好きだし)何度観てもこのクライマックスには涙、涙。とにかく主人公のジェームズ・スチュアートが良いんです。すぐ癇癪起こしたりして実に人間的。ヒロインのドナ・リード(めちゃめちゃキレイ!)に言う「あの月を君に贈ろう」なんて恥ずかしいセリフも、この人の口から出ると全然キザじゃないのが不思議です。 僕はアメリカの40年代〜60年代の文化が大好きで、例えばノーマン・ロックウェルの絵画やポール・ランドのデザイン、ナット・キング・コールの歌などと共に、この映画は自分の趣味志向の象徴であり、原点だと思っています。何か辛いことがある度に観て元気を貰っています。ジェームズ・スチュアートが天使に救われたように、僕はこの映画に何度も救われたような気がします。 |
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